KV30, エジプト、王家の谷にある古代の墓
KV30は、王家の谷にある地下墓で、約7メートルの垂直な立坑が下っています。その立坑は、石灰岩の岩盤から直接掘り出された4つの小さな部屋がつながる主室へと通じています。
この墓は、1817年にジョバンニ・バッティスタ・ベルゾーニが、イギリスの後援者の依頼で谷を調査中に発見しました。この発見は、王家の墓地遺跡のより広範な考古学的調査の一部でした。
墓の壁には、それを掘った古代の労働者が残した名前や印が今も残っており、建設がどのように組織されたかを知る手がかりとなっています。これらの痕跡は、このような地下の部屋を設計し実行するために使われた実際的な方法を示しています。
地下の複合施設へのアクセスは、狭い立坑を降り、高さの制限があるいくつかの部屋を通り抜けることを含みます。訪問者は、内部の部屋全体で暗闇、限られた空気の循環、でこぼこした表面に備える必要があります。
建設中に労働者が付けた赤インクの印が、特定の場所の壁に今も見えます。メンケペレという名前の一部を綴ったヒエログリフの要素も、部屋の中に刻まれているのを見つけることができます。