KV15, ルクソール、王家の谷にある地下墓所および遺跡
KV15は王家の谷にある地下の埋葬室で、石灰岩の岩盤に約89メートル延びており、象形文字の碑文と宗教画で飾られた複数の部屋があります。レイアウトはこの時代の王墓の古典的なデザインに従っており、廊下、前室、中央の埋葬室があります。
ファラオ・セティ2世は、第19王朝時代にこの墓の建設を命じ、当時の建築技術を示す高度な石切りと装飾技術を採用しました。彼の建築者は、王の埋葬を守る知識を示す隠し部屋と保護設計を取り入れました。
壁には『門の書』と『アムドゥアト』の場面が描かれており、これらはファラオを来世への旅で導き、彼の精神的信念を明らかにする神聖な文書です。
地下の通路は暗く、時々滑りやすいので、丈夫な靴と良い懐中電灯が必要です。混雑が少なく、内部の温度がより快適に感じられる早い時間帯に訪れるのが最適です。
考古学者ハワード・カーターは、1900年代初頭にツタンカーメンの埋葬室の発掘作業中、この墓を研究実験室として使用しました。この空間は彼が遺物を研究・記録するために役立ち、現代エジプト学の歴史における重要な章となっています。