サンタンドレア・アル・クイリナーレ教会, イタリア、ローマのモンティ地区にあるイエズス会の教会
サンタンドレア・アル・クイリナーレは、イタリアのローマ、モンティ地区にあるイエズス会の教会で、楕円形の平面と豊かなバロック装飾で知られています。ドームは中央の空間の上にそびえ、漆喰の彫像で飾られ、周囲の壁からは礼拝堂が放射状に広がっています。
カミッロ・パンフィーリ枢機卿は、イエズス会の修練院のためにこの教会の設計をジャン・ロレンツォ・ベルニーニに依頼しました。教会は1658年から1670年にかけて建てられました。この建物は後に、イエズス会の若い会員が修道生活に入るための訓練の中心として使われました。
現在の訪問者は、イエズス会がこの空間を修練者の訓練にどのように使っていたかを見ることができます。側面の礼拝堂は、彼らの使命にとって重要な聖人に捧げられています。祭壇画のアンドレアの磔刑は視線を上に引き上げ、芸術と建築が一体となって宗教的メッセージを強調しています。
この教会は定期的に一般公開され、礼拝も行われています。ほとんどの時間は無料で入場できます。聖スタニスラウス・コストカの部屋は、隣接する建物内にあり、予約制で見学できます。
ベルニーニはこの建物を自身の建築における最高の作品と考えており、主軸が入口に対して垂直に走る楕円形のレイアウトを採用しました。この配置により、すぐに祭壇へと視線が向かい、ローマの教会では珍しい空間の動きが生まれています。