Borj El Barmil, モロッコ、エッサウィラにある要塞
ボルジュ・エル・バルミルは、エッサウィラのメディナの端に位置する円筒形の石造りの要塞で、厚い壁と大西洋を見渡す眺望を持ちます。その構造は周囲の街並みからはっきりと立ち上がり、港の防衛線の要となっています。
この要塞は、18世紀にスルタン・ムハンマド3世が海上からの攻撃に備えて沿岸防御を強化する取り組みの一環として建設されました。その後も数世紀にわたり、港の防護インフラの一部として機能し続けました。
地元の建築者たちはヨーロッパの軍事技術を応用し、異なる建築の伝統を融合させた特徴的な構造を生み出しました。この要塞は、職人たちが自らの知識と外国の設計思想を組み合わせて新しいものを形作ったことを示しています。
日中は要塞を見学でき、石壁と海の眺めが最もよく見えます。周辺は徒歩で回りやすく、早朝の訪問は穏やかな状況で、構造の細部を観察するのに適した光が得られます。
この円形の形状が、この構造物に「樽の塔」を意味する通称を与え、沿岸の他の場所にある四角い砦とは一線を画しています。この丸い設計により、防御側は全方向を同時に監視し、射撃することができました。