Dar el Bacha, モロッコのマラケシュの旧市街にある宮殿と博物館
ダル・エル・バシャはマラケシュのメディナにある宮殿で、現在は博物館として公開されています。床には白と黒の大理石が敷かれ、壁は藍、サフラン、ポピーレッドなどの天然顔料で塗られています。部屋には精巧な彫刻が施された木製の天井や漆喰細工が施され、いくつかの階にわたって中庭を囲むように配置されています。
この宮殿は、20世紀初頭のマラケシュで大きな影響力を持った有力な指導者、ターミ・エル・グラウィのために1910年に建てられました。その建設は、モロッコにとって変革の時代に、彼の市内での権力の頂点を示すものでした。
この宮殿は、精巧な漆喰細工と木彫りの天井が各室に施され、伝統的なモロッコの職人技を示しています。ホールを歩くと、裕福な家庭がこうした装飾技法によって自分の地位や趣味をどのように示していたかを観察できます。
混雑を避け、より快適に過ごすためには、早朝か午後遅くに訪れるのがよいでしょう。内部の中庭は、暑い時期には自然に涼しい場所となっています。
この宮殿は、初期の頃、イギリスの首相ウィンストン・チャーチルやフランスのダンサー、ジョセフィン・ベイカーなど、有名なヨーロッパの芸術家や文化人を迎えました。これらのつながりは、モロッコと西洋の文化が出会う場として機能したことを示しています。