Palacio Cabanellas, アルゼンチン、ロサリオ中心部にあるアール・ヌーヴォー建築
カバネジャス宮殿はロサリオ中心部にある建物で、ファサードには曲線と有機的な形態が見られ、カタルーニャのモデルニスモ様式の特徴を示しています。サルミエント通りとサンルイス通りの角には目立つドームがそびえ、建物はそこで最も精巧な装飾のディテールを見せています。
建築家フランセスク・ロカ・イ・シモは、バルセロナでアントニ・ガウディに師事した後、1914年にこの建物を設計し、その影響を南米にもたらしました。この建物は、ヨーロッパのモデルニスモ運動に対する設計者の経験と、それが地元の状況に適応した様子を反映しています。
この宮殿は、ヨーロッパ以外では数少ないカタルーニャのモデルニスモの例の一つであり、20世紀初頭のバルセロナのデザイン運動からの影響が見られます。訪問者は、建物全体にわたる曲線の装飾や装飾要素の中に、ヨーロッパの芸術的アプローチを観察することができます。
2000年代半ばに完了した全面改修により、構造上の問題が修復され、装飾要素が元の外観に戻されました。最も良い眺めはサルミエント通りとサンルイス通りの角の交差点からで、建築全体の構成が明らかになります。
この建物は、アルゼンチンのミュージシャン、フィート・パエス監督による2006年の映画『¿De quién es el portaligas?』の撮影場所として使用されました。建物の外観と建築様式は、物語をスクリーンに映し出すための理想的な背景となりました。