Birchgrove, インナー・ウェスト・カウンシルの行政区画、オーストラリア
バーチグローブはシドニー港の岸辺に広がる住宅街です。19世紀の家々や、砂岩の建物が並ぶ並木道があります。街並みは昔の面影を残し、ビクトリア時代の家々と、水辺に近い静かな住宅街が混ざり合っています。
ジョン・バーチ中尉は1812年に、近くで採れた石を使ってバーチグローブ・ハウスを建てました。周囲にはオレンジ畑が広がり、それがこの地域の名前の由来となりました。この地域は、シドニーの港が産業と海上貿易の中心となるにつれて、19世紀に住宅地として発展しました。
水辺に位置するこの場所は、住民が港とどのように関わるかを形づくっています。セーリングや海事活動が日々の暮らしに溶け込んでいます。
バーチグローブからシドニー中心部へは、かつて路面電車が走っていた路線をたどる定期バスが運行しています。徒歩や自転車での移動も便利で、通りや水辺は歩行者にやさしい造りです。
この郊外の地下には、シドニー初の水中電気トンネルの南側入口があります。このトンネルは1913年から1924年にかけて建設され、初期の路面電車網に電力を供給していました。この隠れたインフラは、この地域が街の近代化に果たした役割を示しています。