クレム・ジョーンズ・トンネル, motorway tunnel in Brisbane
クレム・ジョーンズ・トンネルは、ブリスベン川の下を通り、ウロンガバとボーエン・ヒルズを結ぶ道路トンネルです。全長は4キロメートル強で、各2車線のチューブが2本あります。内部は明るく照らされ、路面も滑らかに舗装されており、車両が川を渡る際に地上の交通を避けてすばやく移動できるよう設計されています。
建設は2006年9月に始まり、2010年3月に完了しました。当時世界最大のシールドマシンを使用して、地下深くにトンネルを掘り進めました。このプロジェクトは、当時のクイーンズランド州最大のインフラ事業であり、政府投資とドライバーからの通行料金によって賄われました。
このトンネルは、かつてブリスベン市長を務めた人物にちなんで名付けられました。また、以前は川によって隔てられていた2つの地域を結んでいます。入口にある色とりどりの換気塔は、地元の花木から着想を得ており、都市の自然の遺産をこの工学的建造物に取り込んでいます。
このトンネルには、非常電話や緊急時の避難用連絡通路、換気システムなど、数多くの安全設備が備わっています。制限速度は時速80キロメートルで、ラッシュ時には地上のルートに比べて移動時間を大幅に短縮できます。
このトンネルは当初、予測よりも少ない車両しか通行せず、民間事業者は財政難に陥りましたが、政府が管理を引き継ぎ、運行を確保しました。特別なコミュニティ公開日には、トンネルを掘削した巨大な機械や、地下で旅行者を守る安全システムについて説明するガイドツアーが開催されます。