マッテイ宮殿, ローマのサンタンジェロ地区にあるルネサンス様式の宮殿。
パラッツォ・マッテイは3階建てのルネサンス建築で、隣接する通りから2つの入口があり、レンガとトラバーチンでできています。ファサードにはマッテイ家の市松模様の紋章が掲げられ、中庭には古代ローマの彫刻や石棺がバロック様式の装飾とともに置かれています。
建築家カルロ・マデルノは、1598年から1618年にかけて、コスタンツァ・ゴンザーガとの結婚後、アスドルバーレ・マッテイのためにこの宮殿を設計・建設しました。この建物は、1600年代初頭にこの界隈がローマの裕福な家族の住宅地区へと変貌する一環となりました。
中庭は古代ローマの彫刻や石棺と、バロック様式の装飾要素が融合しており、この家族が古典の宝物をどのように新しい家に取り入れたかを示しています。この組み合わせは1600年代の裕福なコレクターの好みを反映しており、空間を歩くときにもそのまま見ることができます。
現在、この建物には近代・現代史図書館やイタリア音響・視聴覚遺産研究所など、複数の機関が入っています。一部の部屋と中庭は、事前にアクセス情報を確認すれば見学できる場合があります。エリアによって公開状況が異なるためです。
1階には、フランチェスコ・アルバーニ、ドメニキーノ、ジョヴァンニ・ランフランコ、ピエトロ・ダ・コルトーナによる聖書の物語を描いたフレスコ画があります。これらの壁画は、著名なローマの画家たちの技量を示しており、このレベルの装飾としては珍しい保存例です。