Santa Maria in Publicolis, ローマにあるバロック様式の教会
サンタ・マリア・イン・プブリコリス教会は、ローマの歴史的中心部、カンポ・デ・フィオーリ近くにあるバロック様式の教会です。トラバーチン(石灰華)でできたファサードは、曲線と三角形のペディメントが交互に並び、精巧に彫られた石の装飾が施されています。内部は単身廊で、側祭壇、絵画が描かれた天井、漆喰で飾られた壁があります。
この教会は、17世紀後半に、ローマ中の多くの宮殿や宗教建築を手がけた建築家ジョヴァン・アントニオ・デ・ロッシによって設計されました。もともとプブリコラ家と関わりがあった中世の古い礼拝堂があった場所に建てられました。
「イン・プブリコリス」という名前は、中世にこの教会の後援者であったローマの貴族プブリコラ家に由来します。今日、建物の周りを歩くと、教会と周囲の通りがどれほど密接に結びついているかを感じることができます。
入口はVia dei Falegnamiにあり、静かな脇道で、カンポ・デ・フィオーリやユダヤ人ゲットーから徒歩で簡単にアクセスできます。この教会は主要なバシリカに比べて訪れる人が少ない傾向があり、平日の訪問はよりのんびりとした雰囲気を楽しめます。
建築家ジョヴァン・アントニオ・デ・ロッシは、教会そのものの中に埋葬されています。これはローマの教会建築家としては珍しいことです。彼の墓は建物の中にあり、創作者とその作品が同じ空間を共有する稀な例の一つとなっています。