紀伊山地の霊場と参詣道, 紀伊山地の宗教的な巡礼ネットワーク
奈良県、和歌山県、三重県にまたがる三つの聖地には、山岳寺院、大社、全長1,200キロメートルに及ぶ森林の参詣道があります。
これらの道は、僧侶たちが神道の自然崇拝と仏教の教えを結びつけ始めた10世紀に形成されました。都の天皇や貴族たちは、山の中で精神的な目覚めを求めてここを訪れました。
「熊野」という名前は再生と心の浄化の考えにつながっています。そのため、今日でも巡礼者は白い衣をまとい、神聖な木に祈りを結びます。道沿いの小さな祠や石標は、歩く人々に立ち止まって瞑想するよう促します。
熊野三山の三つの大社は車で一日で巡ることができます。また、多くの寺院では宿泊ができ、瞑想や精進料理を体験できます。
高さ133メートルの那智の滝は、神として崇められ、日本で最も高い滝の一つです。熊野那智大社には、その隣に三層の塔が立っています。