エルサレムのギリシャ正教会, 旧市街にある東方正教会の総主教庁
エルサレムのギリシャ正教会総主教庁は、聖地における主要な東方正教会の機関であり、旧市街にその本拠を置いています。その管轄は、ギリシャ語を話す修道士と地元のアラブ系キリスト教徒の共同体によって維持されている修道院、教会、巡礼者宿泊施設など、地域のいくつかの聖地に及んでいます。
この総主教庁は、451年のカルケドン公会議で独立教会としての地位を認められ、キリスト教世界の5番目の大総主教庁となりました。何世紀にもわたり、ビザンチン時代からオスマン帝国の統治まで存続した修道院や聖地を管理してきました。
総主教は「主の墓の兄弟」という称号を持ち、聖墳墓教会の近くの修道院群に住んでいます。修道士や聖職者は何世紀も前から続く規則に従って生活し、ビザンチン時代からほとんど変わらない形で典礼を行っています。
訪問者は、聖墳墓教会やこの共同体に属する他の教会で定期的に行われる礼拝に参加できます。建築や宗教芸術に興味がある人は、多くの部屋に見られるイコンやフレスコ画に注目してください。
総主教庁の図書館には、初期キリスト教時代にまで遡る写本や文書が保存されており、ギリシャ語、アラビア語、アラム語のテキストが含まれています。このコレクションの一部は、中東における教会の歴史を研究する学者に公開されています。