大船山, 大分県竹田市、阿蘇くじゅう国立公園内の山頂
大山(たいせん)は、阿蘇くじゅう国立公園内にそびえる標高1,786メートルの山頂で、大分県の景観を見渡すことができます。山頂へはいくつかの方面からアプローチが可能で、森林に覆われた斜面と、この地域の火山性地形が特徴です。
岡藩三代藩主は、この山頂を自身の終焉の地として選び、周囲の土地を見渡せる入山古墓所を設けました。この決定により、この場所はこの地方の封建時代の重要な記念碑となりました。
山頂は極楽寺と結びついており、石灯籠や彫られた階段が、山岳信仰に基づく長年の精神的慣習を反映しています。これらの建造物は、地元の人々が何世代にもわたってこの山を宗教生活に取り入れてきたことを示しています。
登山コースは久住高原パルクラブリゾートから始まり、山頂まで約4時間、総距離は約26キロメートルです。急な区間があり、途中に休憩所が少ないため、丈夫な靴と十分な水が大切です。
山頂の下には、火山の火口の中に大池という池があり、季節によって赤いカエデの葉やピンクのツツジを映し出します。暗い水と明るい植物の色の対比が、訪れる人がしばしば見逃す独特の景観を作り出しています。