Chapel of St Thomas on the Bridge, イギリス、シティ・オブ・ロンドンにかつてあった橋の礼拝堂
橋の上の聖トマス礼拝堂は、橋の構造に直接組み込まれた2階建ての宗教建築物でした。上の礼拝堂は通りの高さから入ることができ、下の礼拝堂は橋の支柱の中に建てられていました。
この礼拝堂は1205年より前にピーター・ド・コールチャーチによって建てられ、1212年の火災で焼失しました。その後、橋の修復工事の一環として再建されました。
この礼拝堂は、カンタベリー大聖堂の聖トマス・ベケットの聖地を訪れる巡礼者たちの集まる場所として中心的な役割を果たしました。
現在、この場所には行くことはできません。礼拝堂は完全に取り壊されたためです。歴史に興味がある方は、現代の橋の上からその場所を見るか、近くの博物館を訪れてかつての建物について学ぶことができます。
ニコラス・ホークスムーアは1736年にこの建造物の詳細な建築調査を行い、それが今日でもその当初の設計についての主要な情報源となっています。これらの歴史的な測定値と図面により、オリジナルは現存しないものの、失われた建築を理解することができます。